2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
一般的に『ビートルズ・フォー・セール』の評価は低めである。 「ビートルズ売り出し中」という軽めのタイトルのせいか、華々しい映画主演と連動したアルバム2枚に挟まれたせいか?しかしアイドルから脱皮した人間味ある青年のアルバムとして秀逸である。
ビートルズにとって1964年は世界的にブレイクした一年。アメリカで火が点いて、二度の遠征をおこない、映画『A Hard Day's Night』に初出演し、同名アルバムも大成功を収めた。その制作に絡んだ秘話を綴りあげたキンドル本を発刊した。
初期ビートルズの「I SHould Have Known Better(恋する二人)」はアルバム『ハード・デイズ・ナイト』のA面2曲目だ。ジョンによる秀逸なアルバム表題曲の後に、立て続けにジョンの素晴らしいフォークロック・チューンが始まる。
1964年にリリースされたルズのオリジナル・シングル盤「キャント・バイ・ミー・ラブ」は予約だけで英国では100万枚、アメリカで210万枚という偉業を達成した。この斬新なブルースは多くのアーティスト、とりわけジャズマンがこぞって演奏している。
ビートルズ「ユー・キャント・ドゥー・ザット」はストレートなロックチューンで、ビートルズらしい曲の構成とサウンドになっている。ギターバンドの面目躍如たる演奏であり、「ハード・デイズ・。ナイト」はこういう曲が聞ける最後のアルバムかも知れない。
初期ビートルズ名曲「If I Fell」の冒頭のコード進行は多くの人が不思議なコード進行だと思っていて、ジョン・レノンの見事なコードアレンジに対して「強引」とか「適当」などと決めつける者もいる。ここらできちんと音楽的な解釈に決着をつけよう。
英語喉に関する考察やヒントを書き綴った『英語喉コラム集』が上川一秋氏の監修のもとに発刊された。英語喉に興味がある人、これから試そうとする人、試して上手く体得できていない人、体得したが伸び悩んでいる人等々にぜひ読んで頂きたい内容となっている。