今スグ使える生きた英語 第10回 ネイティブ頻出言い回し集

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このシリーズは学校の授業では習えない、今を生きる英語ネイティブ達が日常で普通に使う言い回しを筆者自身の経験を通して選び、紹介するものである。ネイティブとの会話や、英語圏のメディアでしばしば出くわす表現など、覚えると使い道が多い便利な言い回しを知っておこう。

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Which means と That means

 

このふたつは何かの話をしていて、途中で補うときにいつでも挟み込むことができるので、覚えておくと非常に便利だ。ネイティブはかなりこの挟み込み技を使う。

 

どちらもその直前の話の内容そのものを受けて、「つまり」「すなわち」「ということは」と補足説明をするものだ。前の話をひとつの物事でくくって、それを補う役割の関係代名詞と解釈してよいだろう。


だから文法的には正しくは Which means that として that 節以下を補足として述べることになるが、ほとんどの会話の中では that は省略されているので無視してよいだろう。

 

以前に紹介した It’s called が名称や通り名を補っているのに対して、意味合いを付加するものである。

It’s calledは下記コラムで解説しているので、ご参考まで。

今スグ使える生きた英語!第8回【特盛回】英語ネイティブ頻出言い回し集 - 或る物書きの英語喉と小説まみれのジャズな日々

 

※ブックマーク900超え!「はてブ週間ランキングTOP」に輝いたキラーコラム

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Which means と That means の使用例 

  

I’ve got to buy his new book as soon as possible! Which means it's my favorite.
なるべく早く彼の新著を買わなきゃ!つまり、お気に入りなんだよ。

 

She’s going to be fired. That means she’s no longer a capable secretary.


彼女はもう解雇されるよ。すなわち、彼女はもはや有能な秘書ではないということだ。

 

※ウィル・スミスのキラーコラムに次いでアクセスが多い人気コラム!

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Which means と That means のニュアンスの違い 

Which means とThat meansのふたつの間のニュアンスの相違は、Which means が軽く補足しているのに対し、 That means の方がより強い意味を持った補足、あるいは That means 以下の方が結論に近いと考えられる。


前出の使用例でメッセージの強さの違いが伝わるだろう。前者は「お気に入りなんだ」と情報を付け加えているだけであるのに対し、後者は「もはや有能は秘書ではない」を強調する流れになっている。

 

筆者の主観では上記の例ぐらいのニュアンスの違いだが、喋るネイティブは明確な違いを意識して選ぶというよりは、コンテクスト・・・文脈や状況によってどちらかがオートマティックに口を突いて出てくるのだろう。 

 

日本語だって同じで、誰しも普通に喋っているときは無意識に話の流れや状況を感じ取りつつ、微妙なニュアンスをオートマティックに表現しているのだから。

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Which means?  疑問形でも使える 

Which means の方は疑問形として使える。例えば下記のやりとりのように。

 

When I bumped into Timothy last weekend, I was like Oh my goodness!

Which means?

先週にティモシーにバッタリ会ったとき、え〜なんてこと!って感じだったのよ。

で、どういうことだったの?

 

日本語でも同じようなパターンがあるので、感覚的に理解できると思う。また、日本語同様に、場合によっては「ということは?」などの疑問形というよりも、「それで?」と単に先を促すだけのニュアンスの使い方もあるだろう。

 

では、また次回をお楽しみに。

 

 

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