『今スグ使える生きた英語 ネイティブ頻出言い回し集 』第9回

 

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このシリーズは学校の授業では習えない、今を生きる英語ネイティブ達が日常で普通に使う言い回しを筆者自身の経験を通して選び、紹介するものである。ネイティブとの会話や、英語圏のメディアでしばしば出くわす表現など、覚えると使い道が多い便利な言い回しを知っておこう。

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  Contents

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Every single 〜

 

「毎〜」「〜ごとに」的なニュアンスでしょっちゅう使われる表現だ。

例えば単にevery week と言う場合と every single week とでは、同じ意味であっても相当強調しているのが後者だ。

 

Every single 〜 の使用例

 

I remember every single word he said then.

あの時に彼が言った一言一句を覚えているさ。

 

She was always crying every single day.

彼女は来る日も来る日も泣き暮らしていた。

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A couple of 〜

 

ネイティブと会ったり、ネイティブが語る音声をそこそこの時間聞いたりしていて、このほ表現を聞かないことの方が希なぐらい、よく使われる表現だ。

 

「ふたつの」をはっきり意味する時と「2、3の」という「複数だが多くはない」場合にアバウトに使うときとあるが、それはコンテクスト(文脈)で分かるはずだ。

 

a few と意味は近いが、a couple of の方が圧倒的によく使われるスマートな表現だ。

 

A couple of 〜 の使用例

 

I saw a couple of doctors today.

私は今日2人の医師に診てもらった。

 

He has a couple of books on this topic.

彼はこの話題に関する本を2、3冊持っている。

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One goes to 〜

 

誰しもアカデミー賞の授賞式で ... And the Oscar goes to... というの表現を聞いたことがあるだろう。

 

これぞ英語的表現の真骨頂だ。こえの手の表現をともすれば日本人は「やはりガジジンは違う、表現がオシャレだ」と讃えることが多い。しかしながら、むしろ見たままの表現である。めちゃくちゃストレートでシンプルな表現なのだ。

 

この goes to も色々な主語で使えるストレートな表現だ。

 

「オシャレ」かどうかはべつとして、英語表現とはそういう見たままのストレートな表現であると言うことなのだ。英語喉の上川カズさんが口を酸っぱくして(笑)言っている通りだと思う。

 

One goes to 〜 の使用例

 

Wow, here is a new bike! Yeah, it goes to you.

わぁ、新しい自転車がある! そう、そいつは君のものだ。

 

That ship you saw once before went to the bottom.

あたながかつて一度見たあの船は沈んだのだ。

 

そういう感じで、見たままで表現してみよう。

 

 

  

今スグ使える生きた英語!第8回【特盛回】英語ネイティブ頻出言い回し集

 

誰も教えてくれない「英語ネイティブスピーカーが普段よく使う言い回し」を、筆者MASAの100人を超えるネイティブとの交流経験を元にセレクトして紹介するシリーズだ。今回は3回分ぐらいの内容を詰め込んだ特盛回でもある。

 

イラスト男女

イラスト:作 雪猫さん(ブログ仲間)

 

  Contents

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I'm like   ~

 

「私はこんな感じかな」と言って感想とかリアクションを言う・・・みたいな感じで、自分の感じてることや過去に感じたことを表現する場合にいつでも使える。

 

I'm like, "Oh my God!" 

わたしは「えぇっなんてこと!」って感じよ。

 

I’m like, "I do NOT know." 

僕は「知りません!」って感じです。

 

過去のことなんかは、とにかく I was like  と言ってしまってから考えたり、思い出したりしても良い。

 

I was like..."God! I love this food!"


When I listened to her song for the first time, I was like, "Wow, I really love her music!"

 

非常に使いやすくて便利ない冒頭のフレーズなので、I'm like, I was like でバシバシ感想を伝えてみよう。

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It's called ~

 

これは何かについて話している途中で、補足の説明を足したい時に使える言い回しだ。

会話に限って言えば、どこに突然入れても問題ないと思う。一旦言い終えてから付け足してよいのだ。

 

You know I like the Japanese cellphone. It's called Keitai.

I used to listen to that kind of Jazz music... mixed with other sorts of music like rock or such. It's called Fusion.

 

口語なので、文法的に文章が一貫していないといけないという考え方とは距離がある。むしろ後からアドリブで喋って付け足すのだから。

 

ともかく言ってしまってから補足して、会話の内容に彩りをつけよう。 

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Let's

 

これも非常に親しまれてる言い方だが、ここでは少し意味が加わる。

一般的な使い方は Let's go together!  とかで「さぁ、一緒に~しましょう」との呼び掛けだが、これを会話の流れの中で使うと、相手との一体感、親近感を醸し出せる。

 

This issue is very important... so let's talk about it. 

~~~. Let's think anout ~~

~~~. Let's go on the topic!

 

相手をLet'sで巻き込んで、親しく会話を繰り広げよう。

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extremely

 

「極めて」の意味を持つ副詞で、取り立てて何かを強調したい時にその言葉の前に付けるだけで、あらゆることが強調できる。

 

His impromptu speech was extremely awesome!
あいつの即興スピーチもの凄く良かったで!
 
It's extremely cold today.... 
ゲキ寒やん、今日・・・
 
That movie is extremely cool!
あの映画めっちゃめちゃいいよ!
 
 
などと、強調してみよう。

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be able to ~

 

これ自体は誰もが知っている表現だが、これも日本語から訳してしゃべっている限りは、会話で使う機会が少ない表現のひとつだ。

日本語から入るとどうしても can を使い勝ちになるが、be able to は能力や許可以外でも色んなことに使える感じだ。言ってしまえば、どんなことでも使えるぐらい応用範囲がとても広い表現なのだ。

 

例えば

Were you able to sleep? 

良く眠れた?

 

I was able to go to work. 

仕事に行きましたよ。 

みたいに普通に使える。また先のことでも使える。

 

I'm going to be able to join you for dinner tonight!

今夜あなたとディナーに行けそうですよ!

 

なので、 be able to をいろいろと応用してみよう。

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There is this 〜

 

こんな~があるんですよ・・・・ みたいな感じで使う。

この表現も日本語から訳して話そうとしても、なかなか出てこない表現のひとつだ。

 

例えば

There is this concept that...

こんな考え方があります・・・

 

There was this topic that ...

こんな話題もありましたね・・・

 

I think there is this episode ...

そうそうこんなエピソードがあります・・・・

 

全て頭で考えてから言うのではなく、とりあえず There is this ~ と言ってしまってから喋るみたいなのが良いようだ。

会話なので当たり前だが、全てを頭の中で整理してしゃべるのは無理がある。

喋りながら、言い間違ったり思い違いに気付いたらその場で訂正すれば良い。喋りながら整理できてくる場合もある。

 

ネイティブのようにとりあえず There is this ~ と言ってしまってから、喋り始めてみよう。

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For one to 〜

 

私(あなた、彼、その他誰でも)が~するためには・・・・と言いたい時に簡単に使える言い回しだ。文を全部言わなくてもいいから便利だ。

 

例えば

For me to get there in 5 minutes...

そこに5分以内に着くにはね・・・

 

For you to meet me at 4 o'clock...

4時に私と会いたいなら・・・

 

For them to understand English...

彼らが英語を理解するためにはね・・・

 

For me to speak with you frankly, I need to...

きみと正直に話をするためには、僕に必要なのは・・・

 

For her to come to America, she should at first...

アメリカに来るつもりなら、彼女はまず・・・

 

このように使ってみよう。

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And ~

 

相手の話の途中で、かぶせるように自分の予想や感想を言うとき使えるのが And。

 

I lived in Mexico for a couple of years.... And you can speak Spanish!

 

These days Ben has been depressed for some reason... And you asked him to go and get liquored up.

 

I really want to get my health back.... And you decided to quit smoking.

 

てな感じで、ずけずけと予想して言ってみよう。

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try to  ~

 

これも会話なら、ほとんどいつでも使えるって感じの言い回しだ。非常に使いやすい。

 

例えば・・・

In my Masa Radio, I'm trying to interview not only native English speakers but also some Japanese English leaners. 

 

While I stayed in Mexicco, I tried to learn Spanish.

 

Let's try to talk about this topic.

 

Hey, try to speak in English!

 

などなど、自由に使ってみよう。

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basically  ~

 

これはCNNのインタビュー番組とかを聴いてるとほんとによく出くわす。

「基本的に~」 の意味で、特に何らかの専門家が出てきたときにコメントのしょっぱなによく言っている。

 

これも出だしでも途中でも使える。

 

Basically our business focuses on...

 

I think basically the problem is ...

 

This theory basically concerns the idea that he thought of ...

 

注意点としては、日本語の「基本的には」は「基本的には~だけど、実際は~だ」と言う逆説ニュアンスが含まれることがあるが、英語の basically は純粋に「基本的に云々」と言う場合に使うのだ。

 

この言い回しは使える機会が多いので、どんどん使ってみよう。

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at least  ~

 

これも会話では、本当によく出てくる言い回しだ。「少なくとも~」「せめて~ぐらいは」のニュアンスで使われる。

 

At least you should listen to his opinion.

せめて彼の意見を聞くだけは聞いとかなくちゃ。

 

I've got to take off at least in 5 minutes!

5分以内にはここを出なあかん!

 

At least you should finish your homework before you go to bed. 

寝る前に少なくとも宿題ぐらいは済ませておきなさい。

 

てな感じで、がんがん使ってモノにしよう。

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Suppose ~

 

喋り出しのアタマに持ってくると「~としたらどう?」「もし~だったらと考えてみなさいよ」「~と思ったら」みたいなニュアンスでシンプルに使える。

 

文法的には命令形だが、実際は命令というよりも何かを仮定あるいは想定するために言ってる感じである。

 

Suppose he fails to keep his word.... What should we do?

 

Supose this idea doesn't work.... Can you try more?

 

Supose you were the president. How should you work on that issue?

 

補足すると・・・Supose 以下は that 節と考えて基本的に現在形で良いと思うが、それが現実的にありえない想定の場合、最後の例のように仮定法的過去として言われる時もあるようだ。

が、あまり気にせず、会話なので、現在形でいいと思う。

ともかく想定して、問い掛けてみよう。

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~ NOT ~

 

何かを否定する場合に普通に流すときは I'm not ~だとしたら、特に強調したい時には "nahhht" 、つまり「ナア~ト」みたいな感じで言うと意味が強まる。

 

例えば

He did NOT know that ~

 

"Hey, how's it going?" "I'm NOT feeling well."

 

I was NOT going to  ~

 

"Have you seen that movie ?" "No, I have NOT seen it."

 

否定を強調したい時に使ってみよう。

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 I'm  ~ing

 

これも非常に平易な言い方で、まず話すきっかけが作れる言い方。なんでも言いから行ってしまえばいいのだ、今、進行中のことを。

 

例えば

I'm driving ...

 

I'm seeing a train goes by

 

I'm having a good time

 

I'm thinking that ~

 

I'm living in the United States.

 

勿論自分以外のことでもいい。

 

The company is making lots of money....

あの会社ボロ儲け中やで・・・
 

My wife is cooking ...

 

He is walking around there to .... 

 

こんな感じで、語り始めに進行形で始めてみよう。

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Maybe

 

これはあまりにも有名な、会話の王道的な冒頭の言葉だ。いきなり意見を切り出すのが躊躇われたり、断定的に言いにくい雰囲気の場合の緩衝材になる。

 

「多分・・・」「おそらく・・・」「ひょっとしたら・・・」的に使えて、他にはProbablyやPerhapsも同趣旨だがこのMaybeがもっともカジュアルに使いやすい。いずれもアタマに付けるだけで、トーンを和らげることが出来る便利な言葉。

 

例えば

Maybe your idea would be awesome!

おそらくあなたの考えは素晴らしいと思う!

 

Maybe you'd better take off now.

多分、今すぐ行った方がいいんじゃないかな。

 

Maybe it's going to rain.

多分だけど、雨が降りそう。

 

頭に付けて和らげておいて、自分の言いたいことをズケズケ言ってみよう。

 

今回は出版記念で3回分ぐらいの内容を盛り込んだお徳用の回だった。(笑)

 

なお、このシリーズはまた復活するかも知れないので、その時はまた遊びに来て欲しいと申し上げておく。

 

 

www.eigonodogutman.com

 

英語喉ラジオ「陽気なアメリカ女子学生ユーユーに何を訊くねん!?」

 

テキサス州ダラスの女子学生ユーユーは、とても陽気なアメリカ女性だった。彼女は筆者がまだMASA RADIOを始めたばかりの頃の、5人目のゲストである。

 

つまり英語喉による英語再学習4ヶ月の頃であり、まだまだぎこちない喋りだが、コミュニケーションは出来ている。ユーユーとは言語交換サイトLang-8で知り合って意気投合し、スカイプで直接話すようになった。

 

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英語ネイティブ交友録  Yuyu (Texas, United States)

 

 「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。

 

今回紹介するセッションの収録は2011年6月23日だが、この3日前の20日にテキサスのエミリーと記念すべき第1回目のMASA RADIOを収録し、翌日の21日にはアイオワ州のブリタニーと収録。

 

勢いづいてその翌日22日にはロサンゼルスのケンとイリノイ州のブライス(未紹介)の二人と強行スケジュールで収録した。そしてこの23日はユーユーの後になんとエミリーと2回目のMASA RADIOを収録している・・・。

 

何をそんなに生き急いでいたのだろう。きっと楽しくて仕方なかったのだろう・・・関西のおっさんが、英語喉で英語を学び直し始めてまだ100日余りなのに、異文化の英語圏の若者たちと、フツーにコミュニケーションが取れることが。

 

だから英語喉は凄いのだ・・・。

誰でもこれができる可能性があるのだ。

  

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診療所にてアルバイトに勤しむユーユー

 

この時のユーユーは診療所でパートタイムのアルバイトをしていた。彼女には京都のヨースケさんと下関のエリさん、そして筆者MASAの3人の日本人の言語交換パートナーがいた。

 

しかしスカイプで実際にお互いの声で対話していたのは筆者だけだった。日本に来たこともあり、印象はとても良かったようだ。

では、そのユーユーとのセッションをお聴き頂きたい。

 

2011年6月23日

audioboom.com

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両親はインドネシアでも彼女は完全なる英語ネイティブ 

 

余談だが、ユーユーの両親はインドネシア出身だ。彼女はサンフランシスコで生まれた完全なネイティブスピーカーだ。このMASA RADIOを聴けば、顔を見ない限りアジア系だとは思えないはずである。

 

この例ひとつとっても、日本人が英語ができない理由でよく言われる、アジア人だから欧米人と体型も声帯も違うというやつだ。ユーユーの喋るのはどこを切ってもパーフェクトなアメリカ人の喋りであり、まったく関係ないことがわかる。

 

もちろんユーユーに限らず、筆者の関係で言えば二人のケンはフィリピン系、ティモシーはシンガポール、彼らのスピーキングは英語ネイティブそのものだ。

 

 

今すぐ使える生きた英語!第7回 英語ネイティブ頻出言い回し集 

 

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誰も教えてくれない「英語ネイティブスピーカーが普段ほんとによく使う言い回し」を、筆者MASAの100人を超えるネイティブとの交流経験を元にセレクトして紹介するシリーズの第7回目だ! 

今回は「 You know, It's um... 」と「 It's sort of like... 」を紹介しよう。

 

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You know, It's um...

 

「なんちゅ~かねぇ・・・え~と」という感じで、何か問われて答える時でも自発的に何かを言いだすときにでも、「とりあえず言ってしまって」から言葉を繋いでいけば良いという、使い勝手の良い言い回しだ。

 

但し「 um 」 の「 u 」の発音は「ア」みたいに聞こえても実際はUグループの一番深い音とmを、母音を足さずに伸ばす感じだ。

口発音ではちょっと響きが違う。(ま、これに限らず口発音だと他のすべての音が違うのだが・・・)

ネイティブ発音記号(CD付 英語喉 50のメソッド参照)で uM になる。

 

 

この「 u 」に関しては下記コラムでも解説している。

www.eigonodogutman.com

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You know, it's um... の使用例

 

You know, it's um...  Kind of my favorite things!

You know, it's umm... I love his voice!

 

言うべきことがなかったら途中で別のことに話題を移してもいいのだ。

 

You know, it's um...  I don't know but ~  みたいに。

 

とにかく You know, it's um... と言ってしまってから、次に言うことを考えるのだ。

それでこそスムーズに会話が運ぶ。

 

このように、取り敢えず話し始めて、考えながら喋るというのがネイティブの普段の喋り方である。その辺りのことは英語喉の上川カズさんが『英語の勘2 語順 単語と文の並べ方』に詳しく書かれているので参考になるだろう。

 

長いアメリカ生活を通して、日本人の目から見て英語ネイティブの話し方のメカニズムを肌で学んだ結果がそこに凝縮されているすごい著書である。

 

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 It's sort of like...

 

次に「  It's sort of like... 」だが、これも「 You know it's um... 」と似た・・・兄弟みたいな言い回しである。

 

sort of  は kind of と同様に、「ある種・・・」「・・・みたいな」「少々・・・」のニュアンスを表す。

 

だから「 It's sort of like  ~ 」と来たら「なんと言うか・・・」の感じで「 um .... 」とかを付け足して、それを言ってる間に、次に何を喋るか考えればよいのだ。 

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It's sort of like... の使用例

 

It's sort of like..., his achivement is truly amazing!

It's sort of like uhm..., I just hate her...

It's sort of like um..., anyway I feel hungry! what do you want to eat?

 

最後の例のようにあくまでも会話なので、話題を変えたかったら突然変えてもいいのである。

 

まとめ

 

今回紹介したふたつの言い回しは、どちらもいつでも話し始めに持ってきて使えて、言ってしまってから言葉を探しても、聴き手も違和感を感じないセンテンスなので、ぜひ実践的に試してみて頂きたい。

 

 

英語3ビートVS日本語2ビートのシラブル感覚の違いとジャズ・アドリブとの抜き差しならない関係に迫るby英語喉!

 日本のミュージシャン、とりわけジャズプレイヤーが世界で活躍することが稀なのかが、英語喉のフィルターを通すと謎が解けてくる、という話を書こうと思う。仮説ではあるが、筆者のミュージシャン経験を通して考えると、これは真実に近いと思う。

 

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https://www.sinkan.jp/news/7588

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アメリカのミュージシャンとのノリの違いの根本

一般的に日本のプレイヤーが海外で活躍出来ないのは、幼少から聞いて育った音楽の土壌が違うからとかよく言われるが、正しくは話し言葉の「シラブル」つまり音節の違いが原因じゃないかということだ。

 

シンプルに説明することにしよう。英語喉では日本語と英語のシラブルの取り方の違いにフォーカスする。日本語は二つの音で1シラブル。ところが英語は三つの音で1シラブル。これをメソッドでは3ビートと呼んでいる。日本語は2ビートだ。

 

例えば歌手のBruce Springsteenの名前を音節で区切って言ってみると、日本人的には「子音+母音」の2ビートが基本であり、
ブ・ルー・ス・ス・プ・リン・グ・ス・ティーン

9シラブルになる。


ネイティブ英語なら「子音+母音+子音」で1つのシラブルになり、

Bruce・Spring・steen

ブルース・スプリングスティーンをたった3シラブルで発音する。日本人は3倍ものシラブル数で発音し、また聴いているのである。だから英語をせわしないと感じるのだ。シラブルの捉え方が正しければ、思っていたよりゆっくり喋っていることがわかるはずだ。

 

※音楽ファン向けのカテゴリー

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口と喉・・・発音文化の違いが音楽演奏にも影響を及ぼす

 

そしてその違いが、日本人の英語聴き取りを出来なくする理由の半分だ。もう半分はもっと根本的な部分である発音位置のことだ。つまり喉発音と口発音の違いである。この二つの決定的な違いをこの200年間、誰も気付かなかった。

 

あるいは直感的に気付いた人がいたかも知れないが、問題にしなかったのだろうか。その暗黒大陸ともいえる部分を歴史上初めて、明快に体系的に説き切ったのが「英語喉メソッド」だ。

 

英語喉メソッドは、ネイティブがやるやり方そのものをやろうというアプローチである。実に「CD付 英語喉 50のメソッド」に全ての音声現象が説明されているのだ。このメソッドでやれば日本人でもネイティブと同じ発音ができる。

 

 

このメソッドが従来の学習法と違うのは、音を響かせる場所が口か喉かという根本的部分に触れずにネイティブに似せようとする方法と、かたやネイティブがしているのと全く同じ方法との違いなので、出てくる学習効果は歴然とした差が出て当たり前なのだ。

 

英語の1シラブル3ビートを練習によって感じるようになり、なおかつ喉発音に慣れれば今まで聴けてなかった音が聞こえるので、本当に聴き取りまで簡単になってくるという訳なのだ。 

 

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 ジャズのスウィング感と3ビートの濃厚な関係

 

本題に戻るが、筆者は趣味でギターを弾く。ロック、ブルース、ボサノヴァも演るが一番好きなのはジャズ。若い時は一時プロギタリストを目指して、ジャズスクールに通ったこともあった。ともあれジャズはインプロヴィゼーション=即興演奏、つまり「アドリブ」が生命線だ。

 

ところで、ジャズの基本のノリはスウィング感だ。一つの音符にスリービートが宿っている。

 

ツー・ツッツ・ツー・ツッツという感じに聴こえるのは分かると思うが、要するに小さい「ッ」と両側の大きい「ツ」の3つでひとつの音になり、間の「ッ」が英語の発音の母音のようなものだ。

 

これと同様に、英語の「歌」に関しても1つの音符が1シラブル(3ビート)だ。このことはメソッドですでに説かれているが、英語の歌を見ればどれもそうなっている。同様に日本語の歌も音符が日本語の1シラブル(2ビート)だ。

 

つまり、英語ネイティブ達は歌だけでなく楽器で音を紡いでなにかを言いたいときもきっと(無意識に)ひとつの音が1シラブルになるのだということ。 

 

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本場のプレイヤーの「タメ」の本当の意味とは?

 

なぜなら自分を振り返ればアドリブを弾く時、日本語のシラブル感覚で弾いている・・・。他の日本人もきっとそうだ。タカタカタカっというリズムが基本だ。

 
ギターであれ、サックスであれその他どんな楽器であれ、ミュージシャンは楽器を歌うように弾くものだから、日本人は日本語で歌うがごとくアドリブを弾くのだ、日本語のシラブル感覚で。

 

例えば、同じようなフレーズを日本人が弾いた場合

「ド~/ス/タ/ブ~/ガ~ ジュ~/ファ~/マ~」

 

欧米人が弾いた場合
「ドゥス/スタブ/ブゥグ/グァン ジュフ/ファム/ムァム」

そんな感じのニュアンスの違いが出るだろう、きっと。

 

そう思ってジャズを聴けば、解ける謎がある。 以前はジャプレイヤーのアドリブソロを聞いて、微妙なタメを感じることが多かった。そして今、ジャズを聞くと今まで理解しにくかった「タメ」が自然な音の流れに変わってる。

 

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ジャズの生命線「アドリブ」に顕著に反映するシラブル感覚

 

つまり筆者は英語喉を知るまで、他の日本人もそうであると思うがシラブル内の3つの音(個別の音というより「間」と呼ぶべきか、必ずしも鳴っていなくともそこにあるはずの音の「場」?)のうち2つしか聞いてなかった、聞こえてなかったのだと確信した。

英語喉を実践してからは1シラブルに3ビートを体感できるから、「タメ」などではなく自然に聞こえるのだ。 このシラブル感の違いは日本のプレイヤーには深刻な問題だ。

 

つまりネイティブ達のように1シラブル3ビートを感じて楽器を演奏しなければ、英語圏の人に即興演奏に込めたエモーションやイマジネーションは伝わりにくいのに違いない。

 

圧倒的にスタートから不利だ。 最初からハンディキャップを抱えつつアドリブ弾いているのだ。


テーマのメロディーや決まっているアンサンブル部分は譜面通り弾けばいいので、実際は微妙に(ネイティブには)聞こえ方が違ってもまだ許せるだろう。しかしアドリブはモロにシラブルの感覚の違いが音に出るのだ。日本人には伝わるだろうが。

 

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言葉の対話でも、音の対話でも不可欠なシラブル感覚

 

だから日本人プレイヤーのアドリブは、いくらテクニック的にも感性的にも優れていても、欧米人には伝わりにくいから評価もされにくいのだ、きっと。

 

今まで本当に海外で評価されたプレイヤーは日野皓正や大野俊三などアメリカ生活の永い準ネイティブな一握りの人たちだけだ。彼らはネイティブと同じように、無意識でもフレーズが3ビートのシラブルで紡がれているのだろう。

  

だから1シラブル2ビートの日本人プレイヤーは評価されなくて当然と言える。口発音で2ビートの英語と同じように、伝わらないから相手にしてもらえないのだ。

 

しかし現在は音楽を含めて様々なジャンルやセクターで、英語喉に対して偏見を持たずに理解・興味を示し、実践する人達が増えているようだ。

 

この先英語喉がもっと広まっていけば、3ビートをマスターした日本人ジャズプレイヤー達が(勿論、当然として演奏能力も高くないとダメだが)海外でどんどん評価される日もやがて来るだろう。 

 

  

発刊ホヤホヤ『喉の旅 中』〜英語喉メソッドの夜明け前〜の冒頭章二項目を無料公開!

 

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『喉の旅 中』英語喉メソッドの夜明け前 Kindle版発刊記念キャンペーン

発刊されたばかりの筆者MASAの英語喉小説『喉の旅 中』を、一人でも多くの人に読んでもらうためのキャンペーンとして、冒頭の『緞帳』の章の最初と二番目の項目『学振』ならびに『実証』を一般公開することにする。

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喉の旅 中

英語喉メソッドの夜明け前

 

MASA

監修 上川一秋

 

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目次

 

緞帳

    学振

    実証

    反響

    幼馴染み

    モニター

    燦秀社

地動説

    鹿野崎教授

    四拍子のワルツ

    鹿野崎レポート

    個人レッスン

    モード奏法

    ミーティング前夜

未萌

    暴風雨の洗礼

    初ミーティング

    レッスン

    目から鱗

    街角にて

    未だ萌さざるもの

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       緞帳 

 
 
学振
 

「Kaz, you wanna have some tea?(カズ、お茶でも飲む?)」

「Sure.... Thanks Jeana... Actually, some hot chocolate, please...(うん、ありがとうジーナ・・・温かいココアを頼む・・・)」

 

この三週間余り、上川は帰宅後夕食を済ませるとラップトップ・コンピューターに向かい、ジーナと共に明らかにした英語発音についての考察記事を書く事に精を出していた。

 

2005年の2月も下旬に入ると、晴れた日にはヴァージニアとメリーランドを分かち流れるポトマック川流域の木々を洗う風に、春の息吹が感じられた。

 

アーリントンのアパートメントの修復工事が予定より少しだけ早く、来週には終わりそうだと先日、上川は大家さんから聞いた。

 

この仮住まいから戻る直前には荷造り等色々と忙しくなることが予想されるので、なんとかこの週末迄にこの作業を完成させたいと考えていた。

 

上川はジーナと知り合う少し前から現在に至るまでのこの5年間、日本の学生や若手研究者そして留学志望者に向け、彼らにとって役に立つと思える情報を個人サイトで発信してきた。

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彼自身も日本学術振興会特別研究員、通称「学振」と呼ばれる制度の恩恵を受けた。学術振興並びに若手研究者の養成、支援等を目的とする制度だ。

 

その学振に志願する人達に向けてのアドバイスを主眼に上川が5年前に始めたサイトこそが「が苦心がんばれ」だ。続ける内に、徐々に言及するカテゴリーも広がっていくことになる。

 

彼の学生時代、留学並びに社会人になってからのシカゴ大学院そしてアメリカでの就業経験からくる説得力のある、有益な情報だと言えるだろう。彼が有する経験と情報をありったけ盛り込んだ。

 

留学や研究は当然苦労を伴うものである。上川は苦労そのものを否定するのではなく、彼等に無駄に苦労をして欲しくなかっただけだ。

 

とりわけ海外での就学、研究となると、日本とアメリカでの様々な価値観の相違がマイナスの影響を与えることが往々にしてある。

 

しかし、正しい事情の把握、真実の情報を知ることによって、留学生、研究生が望ましい道を切り開ける可能性が生まれると上川は信じていた。

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同じ苦労をするなら、無為な苦労よりも形になる苦労が好ましいと思うのは決して彼だけではないだろう。

 

そんな思いを胸にこの五年間、情報を発信してきた。

 

学振の応募に関するノウハウや研究計画、学術的プレゼンテーション、小論文の書き方、留学について、大学院に進む時の注意点、博士号面接の心得等々、全てが彼の実践経験を通して得た内容の濃いエッセンスなので、非常に説得力があった。

 

しかし全ては彼の口発音時代の経験だ。

 

上川は思う。この情報群はそれなりに意味があるだろう。しかし、もし仮に・・・「喉とシラブルの秘密」を知っていて留学をしていたら結果はまた違っていただろう・・・間違いなくプラスのベクトルで。

 

自分の過ぎ去った過去などもう構わない、しかしこれから海外で学ぼう、研究しよう、働こうと希望する人たちにはこの「秘密」は「秘密兵器」にきっとなる。この長年せっせと充実させてきたサイトにとって、この英語の革新的な方法論を注ぎ込むことが画竜点睛になるかも知れない。

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そう彼が考えるのも妥当だと思わせるぐらい、見事にジーナが発見した喉とシラブルの方法論自体は首尾一貫し、まとまっていた。

 

実生活上での実践と体験を通して、昨年秋から年末年始にかけて上川の頭の中でかなり整理されたのだ。

 

以前、透明人間時代との決別を実感した時に決意したことを、いよいよ実行に移すのだ。

 

そう考えると湧き上がる静かなる深い歓びに、キーボードを叩く指が軽やかなリズムを刻む上川であった。

 

ケーブルテレビのニュース番組の音声だけを聞きながら作業をしている彼に、アメリカ合衆国商務省国勢調査局による世界の推計人口が65億人を突破したとのトピックが聞こえてきた。

 

胸中で上川の思索が始まった。

 

65億か・・・この中で口発音文化は極めて少数派だろな・・・やはり異色だろう。喉発音はいわば動物の発声法に近く、人間にとって自然な発声法なんだ。

 

様々な歴史的、地理的要因で日本民族は口発音の文化になった・・・それ自体は何も恥ずべきことはない。

 

むしろ相手との社会的関係やその場の状況などの要素を配慮し、それらと絡む何がしかの必然性があって音を切りながら話す傾向になったんだろう、日本語は。

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それ自体は文明度が高いと言えよう。ツービート言語を否定する理由など全くない。しかし、だ。

 

海外の人達と交流し、理解し合い、つまらぬ誤解を生まず、共存するには、ほぼ世界の共通言語とも言える英語が大事であり、その英語を話す時は英語らしく、つまり喉発音とスリービートで喋れるということには大きい意味があるはずだ。

 

 

ジーナがホットココアを、上川の傍らにそっと置いた。

 

美味しい・・・・それと、やっぱり頭を使うと甘いものが欲しくなるからなぁ・・・

などと考えながら、ジーナとの作業は進む。

 

ネイティブ発音の秘密・・・喉発音とシラブルに関して、ジーナがこれまで解明したことを、もちろん英語で一つひとつ説明する。それらを上川は出来るだけ分かりやすく、取っつきやすい語り口を心掛けて、その内容を日本語で書き綴る。

 

ジーナから発信される革新的な内容を上川は、あたかも何種類もの彫刻刀を使い分けるように丹念に、「が苦心がんばれ」に新たな命を吹き込むかのような思いで綴り上げていった。

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実証
 

差出人:tsutom27@hitmail.com

宛先:yamazaki8-07@ork.acn.ne.jp

件名:先日はお疲れ様でした!

2005年3月5日 21:03

 

山崎先輩

 

先日の追い出しコンパ、幹事の大役御苦労様でした。持ち出しになりませんでしたか?(笑)

 

あの後結局、終電逃してしまいまして、僕とタッチンとで中西んちに泊めてもらったんです。

 

ケッサクだったのがね先輩、あいつマンションに住んでるって言ってたけど本当は風呂無しの文化住宅だったんですよ!なにも見栄はらなくてよかったのに。(笑)

 

ところで先輩、中西んちでね、ちょっとした発見があったんです。

 

「が苦心がんばれ」っていうサイト、前に話題に上がってたのを覚えてますか?ほら、河野先輩の知り合いが学振に応募する時にそのサイトの情報とかアドバイスが役に立ったって話あったでしょ?

 

そのサイト、中西のお気に入りなんですって。それでね、三人でそのサイト見てたらね、中西もまだ見たことない項目が登場してましてね、「英語がんばれ」というカテゴリーで。

 

それを見てたらね、凄いことが書いてあるんですよ!

 

喉発音ってのとスリービートっていう聞いたこともない発音の練習方法なんです。

 

タッチンは最初バカにしてたんですけど僕と中西がちょっと試してたんです。

 

そしたら何が起こったと思います?

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初めは二人の声がだんだんガイジンみたいになっていったんです。

 

もっと凄いのがね、英語の聴き取りにも役立つってことなんで、中西の持ってる英会話教材の音声をかけて聞いてみたんです。

 

そしたらね、ビックリしたんですが・・・

 

僕は先輩も知ってるとおり英語の聴き取りが大の苦手じゃないですか。それなのにね、7割がた聞こえるんですよ!7割がたですよ!

 

勿論そんなに難しいやつじゃないですがね。中西は何回も聞いてる教材だから内容覚えてて条件は違うんですが、それでも今まで聞こえなかった音が聞こえるって中西もえらく興奮してました。

 

それで、タッチンも慌ててやり出したらね、あいつも外人声ぽくなりましたよ。聴き取りはあまり前と変わらないようでしたけどね。

 

その後三日間、僕は一人で発音練習しました。そしてね、昨日濱田と坂上先輩と三人で神田の古本屋に行った時にね、客で外人、多分アメリカ人だと思うんですが店主さんに色々質問してて、でも全然言ってることが伝わらないようで困ってたんです。

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でね、坂上先輩は英検一級じゃないですか。だから先輩手助けに入ったんですよ。でもね、相手も坂上先輩の話しかける英語が分からない、先輩も外人がなんて言ってるか分からない。

 

僕はですね、それを横で聞いてて分かったんですよ!その外人は「元禄文化の資料を探してる」ってことが!

 

それで、めちゃくちゃな言い方だったかも知れないけど思いつく単語を総動員して・・・外人に話しかけて確認したんですよ。思い切って喉発音で!(笑)

 

そしたら外人は目を見開き、そうだそのとおりっ!て感じのリアクションだったんで、店主さんにそう言ったら一応それらがある場所に外人を連れて行ったんですが、もう外人大喜びで!

でね、外人嬉しそうに僕に握手してきて、アメリカに何年住んでた?みたいな事を聞いてくるんですよ、真顔で。

 

まだ海外行ったことないって答えたらさらに目を丸くして、自分は一週間日本に滞在してるがまともな発音の英語を初めて聞いた、みたいなことを言ってくれたんです。

 

先輩、この話信じてくれます?これマジの話なんですよ! 

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それでね、山崎先輩今度アメリカ行くじゃないですか?そんでもって英語もっと出来るようになんなきゃってこのあいだ、先輩真剣に言ってたでしょう?

 

だから、先輩も「が苦心がんばれ」の「英語がんばれ」をチェックしてちょっとトライされたらどうかと思ってるんです。

 

h●●●.es●●●.us/uekaz/index.htmlです。ぜひ騙された(笑)と思って一度見てください。また感想聞かせて下さいね。

 

あ、それと一昨日、買いましたよ!クラプトンの「ACOUSTIC WALTZ 完全版」!!!

しかも9,800円の2DVDスタンダードバージョンではなく4CD+2DVDの特別限定バージョン22,800円にしました!

 

実は当初はスタンダードでいいやと思ってたんですが、ナベちゃんの情報では4CDは既発のステレオ&モノと同じ内容ではあるけれど、今回のはニューマスターを使ってる上にデジタルリマスタリングをかけての再登場ってことで・・・

 

やっぱり既発盤を持ってても諦めらんないクラプトンファンの鑑に徹した僕でした(苦笑)

 

でもね、店員さんが言ってましたけど、沢山仕入れしてたのに物凄い売れ行きだったみたいで、僕がバイトはねてショップに言ったのは閉店ギリギリだったんですが発売初日で残り僅かになってました。

 

今度一緒に楽しみましょう。そん時お酒持ちこみよろしくです(笑)

それでは先輩、バイト掛け持ちもほどほどにしてご自愛のほどを!

 

池田 勉

 

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差出人: yamazaki8-07@ork.acn.ne.jp

宛先: tsutom27@hitmail.com

件名: Re: 先日はお疲れ様でした!

2005年3月6日 23:28

 

勉、お疲れ様。

 

お陰様で持ち出しにはならずに済んだぜ!

 

それと、見た見た!「が苦心がんばれ」!今日コージがさっきまで来てたんだけどさ、一緒に練習してた。凄いなあれは!!声が変わるな。深くなる。

 

二人ともお互い外人ぽいなって言いあってたんだぜ。聴き取りもやってみた。うん、確かに違う。なんと言うか今まで耳に入ってこなかった音がどんどん入ってくる。

 

低い音?深い音かな。ごろごろっていう。あれはいいと思う。しばらく練習続けてみる。いいものを教えてくれたな、ありがとう!

 

次の金曜日、夜空いてる?何もなかったらEC見せてくれ! アンプラグド完全版よりによっておまえが買うとは・・・リッチだね~伊達に競馬場通ってないな、はは!

酒は持って行くからさ。トリスでいいか?(笑)

 

山崎 隆之

 

 

(以下『反響』に続く)

 

 

喉の旅 中: 英語喉メソッドの夜明け前 (或る物書きのジャズな文庫) Kindle版発刊!

 

本画像

 

筆者MASAの英語喉小説『喉の旅 中: 英語喉メソッドの夜明け前 (或る物書きのジャズな文庫) 』が発刊になった。

 

展開がダイナミックになり、読み物としても楽しめるうえに、「英語喉副教材」としても、さらに深く掘り下げているのできっと役に立つと思う。

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Amazon 紹介文

 

この小説は事実にもとづいた物語『喉の旅』の、既刊である上巻に続く中巻である。物語はさらにこの次に発刊される下巻で完結する。

 

英語圏のネイティブスピーカーと同じ発音を可能にする、画期的な英語メソッド本「英語喉50のメソッド」の著者上川一秋とジーナ・ジョージが主人公だ。

 

アメリカ社会の中であまりに周囲が自分を無視するので、自らを「透明人間」と名付け、コミュニケーションに深刻に悩んでいた上川は、自分の英語に原因があるとの仮説のもと、妻であるジーナとともに、ネイティブ発音の核である二大要素の存在を発見する。

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その発見を自らの英語の発話に取り入れだすと、周囲の上川に対する接し方が一変し、ほどなくアメリカ社会に完全に溶け込めた経験により、発見の正しさを身をもって証明する。

 

そして彼らは日本人が、英語ネイティブと対等なコミュニケーションが取れることを願い、試行錯誤の闘いを通してメソッドを体系化し、学習書籍として世に送り出した。

 

本書はその闘いを、上川自身が書いた記録文書や著者MASAによる上川を含む複数の関係者たちへの綿密な取材を通して再構築し、描いたリアルなフィクションである。読み進めながら「英語喉」つまり「ネイティブメソッド」のアウトラインも理解できる、史上初の英語学習小説でもある。

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また、この小説はエンタテインメントとしても楽しめる内容を有するが、上川一秋が監修の労を担っており、英語喉メソッドを広める啓蒙書籍としての資格も備えた小説であることを銘記しておく。

 

 

読まれた方は、ぜひ忌憚のないレビューを書いて頂ければ幸いだ。

 

 

映画好き英語学習者必見!トム・ハンクス&デンゼル・ワシントン名作映画で今話題の英語習得メソッド「英語喉」の核「3ビート理論」を体感し聴き取りスキル向上を図る!

 

アメリカ映画「フィラデルフィア」は「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミがメガホンを執った、1993年の素晴らしい映画だ。トム・ハンクスが主演で、もちろん彼の演技は素晴らしいし、アカデミー主演男優賞を取った。

 

一方で助演デンゼル・ワシントンの仕事は、それ自体が主演級とも言える堂々たるものだったと思う。

 

この名作映画にはネイティブ英語のエッセンスを学べる要素が一杯詰まっている。このコラムはYouTubeで視聴可能な部分を使用して、今英語学習界で話題の「英語喉」の重要な部分「スリービート理論」を理解する教材として使って頂くことを意図して書くものである。

 

映画画像

https://movie-bitari.com/philadelphia-a9/

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スリービートとは何ぞや??

スリービートとは通称「英語喉」と呼ばれるメソッドの2つの核のうちのひとつである。もうひとつは「喉発音」だ。

      

このふたつをマスターすれば、英語ネイティブの英語がやすやすと聴き取れ、自身の英語が英語ネイティブにびんびん通じ、外国人と対等にコミュニケーションをとることが出来るのは、「英語喉 50のメソッド」著者上川一秋氏や多くの(私を含む)英語喉実践者たちが証明している。

 

「喉発音」とはひと言でいうと、英語本来の発音の拠点は口ではなく喉でり、日本語は口が拠点なので根本的に違う。逆に言えば、日本人でも喉を拠点に発音すればネイティブと同じおゆに英語が話せるということだ。

 

そして「スリービート」の理論をもっともシンプルに言うと、英語のひとつひとつのシラブル(音節)が基本的に「子音+母音+子音」の3つの音(3ビート)からなるということだ。

 

日本語は「子音+母音」が基本だ。ネイティブが聞くと「タカタカタカ」という風に聞こえて面白いそうだ。筆者のネイティブ友人の多くがそう言っていた。

 

英語はボォンボォンとひとつひとつのシラブルに丸みがある感じだ。母音を2つの子音がサンドイッチしているからだろう。もしくは子音がフタをするとも言える。 

 

スリービートが理解できると、英語が聴き取りやすくなり、また発話するときのリズムの法則性のようなものかが自ずとわかってくる。日本語のシラブル(音節)構造と英語のそれには大きい違いがあり、それを理解すれば聴き取りも、スピーキングも向上するということだ。

 

 詳しいことや練習法は著書『CD付 英語喉 50のメソッド』(上川一秋&ジーナ・ジョージ著)」にすべて書かれてある。誰でも取り組みやすいメソッドだ。筆者は8年前に英語喉の本を読んで、3日目でCNNニュースが聴き取れるようになって、それ以来スカイプで100人を超えるネイティブと知り合い、対話した。

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二人の名優の台詞まわしに臨場感ある英語を学ぶ

 

この映画を英語喉を始める以前に、字幕で観たことはある。ところが英語喉で得た聴き取り力を使って字幕無しで観ると、迫力や臨場感が違う。法廷のシーンがメインだが、静かに熱量が増しつつ手に汗握る展開の映画だ。

 

デンゼル・ワシントンもトム・ハンクスも、喉発音とスリービートを理解するのに格好のお手本である。名場面のいくつかがYouTubeにアップされているので、その中から3クリップを取り上げてプラクティスに使う提案をしたい。

 

映画画像

https://blog.goo.ne.jp/goo0348_2007/e/cf758033a93b5b885bfff11ec54cf941

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ミラー弁護士夫妻のリズミカルな会話 に見る3ビート

さて、最初のクリップは、同性愛に対する強い偏見を持つミラー弁護士(デンゼル・ワシントン)と妻の会話のシーンだ。彼女は旦那とは違って同性愛にも理解があり、さばけた感じの妻の飄々とした対話ぶりがいい。

 

www.youtube.com

 

クリップの後半に出てくる old-fashioned(ディクテーションの赤字部分などは、ツービート読みとスリービートの違いがモロに出ている。口発音と喉発音の違いという風に言い換えてもよいだろう。

 

口発音で「オールドファッションド」と読む時、日本人的にシラブル分割をすると以下のようになる。

 

  オー・ル・ド・ファッ・ション・ド

 

6シラブルになるだろう。

ところが実際英語では以下のようになる。

 

  old・fash・shioned

 

最後のeは音にはならない。よって3シラブルだ。

 

口発音だとは倍かけて発音し、また聴くときも倍ほどのシラブル数で聴き取ろうとするからせわしなくて仕方ない。だから「機関銃」のように早口に聴こえてしまうのだ。

 

これだけシラブル数が違うので、もうリズムが全然別物になるということだ。

 

スリービートに関してのアウトラインをご存知でない人には、下記のブックマーク900超えを果たしはてなブログ週間ランキングTOPを獲得したモンスターコラムが参考になると思う。

www.eigonodogutman.com

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スリービートを意識して発音してみよう

クリップの中の会話の全文は、以下の通り。

 

you have a problem with gays, Joe.

uh, not especially.

yes, you do.

how many gays do you know?

how many d'you know?

hahaha, lots!

like who?

karen berman, my aunt theresa, cousin tommy who lives in rochester, eddie meyers from the office, uhmm, stanley, the guy who's putting in our kitchen cabinets.

aunt theresa is gay? that beautiful, sensuous, voluptuous woman is a lesbian? since when?

probably since she was born.

oh, man. uh, well, hey, i admit it, okay? I'm prejudiced. i don't like homosexuals. there, you got me.

all right.

i mean, the way these guys do that, thing, don't they get confused? oh, i don't know. is that yours? is that mine? hahahaha, you know, i don't want to be in bed with anybody who's stronger than me, or who has more hair on their chest. now, you can call me old-fashioned, you can call me conservative. just call me a man. umm, besides, i think you have to be a man to understand how, really disgusting that whole idea is anyway.

 

繰り返すが、スリービートを感じなければ、つまり、ツービート=カタカナのようなシラブルの感じ方をすると、早過ぎて何を発音しているかわからないだろう。すべてのシラブル数の2倍から3倍で感じようとするからだ。

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3ビートと2ビートの根本的な違いを知ろう

子音+母音+子音でワンセットになることを理解し、ボォンボォンというリズムを感じれば音は自然に入ってくる。どんどん隣のシラブルと音が繋がっていくが、ちゃんとそれが別々の音だということも自然とわかるのである。

 

ちなみに日本語は子音+母音のツービートだ。ネイティブがよく表現している「タカタカタカタカ」というサウンド感であり、英語の「ボォンボォン」とは良し悪しではなく異質だ。

 

 

さて続いてのクリップも法廷シーンで、トム・ハンクスの非常に味わい深い演技だ。ミラー弁護士の質問に答えて、法律のどういうところを愛しているかをしみじみ答える。

 

静かな中にとても生き生きとした・・・死相を湛える表情との対比が素晴らしい演技だ。

 

www.youtube.com

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名優たちの優れた演技力

余談だが、こういうのを観るとトム・ハンクスは本当に上手い役者だなと感銘を受ける。そして相手役の、デンゼル・ワシントンの表情の演技も素晴らしい。

 

また、アンドリュー弁護士を不当解雇した敵側のベテラン俳優達も、アンドリューの言葉に「良心の呵責」をちらりと感じる無言の演技・・・・・これもなかなか渋い。

 

それはさておき、これらの映像を観ても分かるように、ネイティブが喋るときに、口の大きい動きはない。

 

V音にせよTH音にせよさりげなく発音されている。唇や舌をとりたてて噛む感じがないのが分かるだろう。

 

実際に、歯が下唇や舌に一瞬触れているだけだが、その一瞬に英語喉メソッドでいう「ブルブル凧」(詳細は書籍『英語喉50のメソッド』を参照)というブルブル震わせる動作がなされて初めて、VやTHの弁別的要素が確定するのだ。 

 

クリップ中の会話全文は、以下の通りだ。

 

all right. then, are you a good lawyer, Andrew?

i'm an excellent lawyer.

what makes you an excellent lawyer?

i love the law. i know the law. i excel at practicing.

what do you love about the law, Andrew?

i, many things. uh, what i love the most about the law?

yes.

is that every now and again, not often, but occasionally, you get to be a part of justice being done. that really is quite a thrill when that happens.

thank you, Andrew.

 

トム・ハンクスもデンゼル・ワシントンも、変に芝居がかった大げさな喋り方ではなく、非常にリアルな喋り方なので、とても参考になると思う。

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ミラー弁護士の迫真の弁明

最後に映画の中で最も印象に残ったシーンを紹介しよう。

 

トム・ハンムスが演じるベケット弁護士を不当に解雇した側の証人に対する尋問中に、激昂したワシントン演ずるところのミラー弁護士を裁判長が近くに呼び寄せた後のシーンだ。

 

裁判長はミラー弁護士に真意を尋ね、それに彼が長いモノローグで答える。

 

説得力のあるプレゼンテーションのような、力強く、かといって勢いだけではないと抑揚をつけた弁明を展開するのだ。

 

ミラー弁護士は、その裁判の本質を雇用問題ではなく「ゲイ」と「エイズ」への差別だと喝破する、まさにストーリーの転換点と言える、ある種感動的な弁明だと言えるだろう。燻し銀のように渋い、彼のセリフ回しに魅せられた。

 

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デンゼル・ワシントンのリズム感こそ3ビート

ミラー弁護士の弁明部分(0:35~1:40 )のディクテーション(聴き取りの書き起こし)は以下の通り。

 

your honor.

everybody in this courtroom is thinking about sexual orientation. You know, sexual preference.

 

whatever you want to call it, who does what to whom and how they do it.

they're looking at Andrew Beckett. They're thinking about it.

 

they're looking at Mr.Wheeler, Miss Conine, even you, your honor.

they're wondering about it. (laughing) trust me, i know they're looking at me and thinking about it.

 

so let's get it out in the open. let's get it out of the closet.

because this case is not just about AIDS, is it?

so let's talk about what this case is really all about....

 

the general public's hatred, our loathing...our fear of homosexuals...and how that climate of hatred and fear...translated into the firing of this particular homosexual...my client, Andrew Beckett.

 

尚、少し違う角度からのスリービートへのアプローチとして、音楽をモチーフにしたものを下記コラムで詳述してある。

www.eigonodogutman.com

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閑話休題(箸休め)

主題歌を担当したブルース・スプリングスティーンは歌曲賞に輝いた。なおかつ、グラミー賞の最優秀楽曲賞も受賞した。 

 

 

 

彼の「ストリート・オブ・フィラデルフィア」が、早朝のフィラデルフィアの街の風情を描くオープニングで流れる。

 

溢れる熱量を強く抑えて歌う彼の重く切なく、しわがれて淡々とした歌声には、そこから展開される、僅かな希望を信じて闘う孤独な心情と友情が織込められている。

 

英語ネイティブ発音の核は喉発音とスリービート

 

ともあれ、スリービートを感じた瞬間から、面白いほど英語が耳に入ってくる驚きを、ぜひ多くの人に体感してもらいたいと願っている。英語喉でやれば、日本人でもネイティブ発音ができるのだから。

 

 

副読本「機関銃英語が聴き取れる」はスリービートにフォーカスして読みやすい。こちらだけでも聴き取りが向上したという体験が多い。

 

 

 

第3の副読本として、物語を楽しみながら「英語喉」が理解できる筆者MASAのKindle版英語喉小説『喉の旅 上: 英語喉メソッド誕生秘話 (或る物書きのジャズな文庫)  』も参考になるだろう。 

 

このブログのカテゴリーの中のABOUT EIGONODOで色々と英語喉のことを書いているので、参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

英訳漫画『デスノート』夜神月とLの死闘で生きた英語を内在化!

 

筆者MASAは8年前に英語喉に出会い、どんどんネイティブと言語交換サイトで知り合った。日常的にスカイプを通して対話しまくっている頃に、彼らネイティブたちの勧めもあって、輸入物のペーパーバックの「デスノート」を皮切りに「モンスター」「スラムダンク」「バクマン」を英語で読破した。

 

デスノート画像

https://prcm.jp/album/28573e1538cd0/pic/75211791

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いずれも長編ものだが、面白くて楽しくて一向に苦にならなかった。何より漫画中の英語が、教科書的ではなくて、普段ネイティブと話している時の彼らの表現するニュアンスのように自然なのだ。

 

やってみてはっきりと断言できるが、日本漫画の英訳本は、楽しみながらビジュアルイメージとストーリーの中での実際に使われる流れも動員してボキャブラリーを増やせる、良質な学習ツールだ。これを英語喉を併用すれば最強の学習ツールになりえる。

 

しいてひとつお薦めを挙げるなら、なんといっても『デスノート』が最高だ。夜神月とLの頭脳戦で繰り広げられる死闘の中で、手に汗握りながら英語が自分の中に入ってくる感じだった。

 

もちろん、ミサミサこと弥海をはじめ、他の多くの登場人物との日常的な会話も非常に参考になる。

 

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ネイティブ友人たちは日本語を習得したいのだが、そもそもその動機は日本の漫画やアニメというサブカル好きから始まっている。

 

なので、デスノート英訳版なんかはまるで「デフォルトか!」と思えるぐらい、多くのネイティブが愛読していた。だから彼らそれぞれに、問うてみたことがある。

  

「デスノートの英訳は自然なのか?」

異口同音にこう返ってきたものだ。

「おれたち(わたしたち)が普段使っている言葉そのままだ」 

 

彼らの「普段着の」語り口を毎日聴いていた筆者にも、デスノートの英訳はとても自然で、だからこそ読んでいてよけいに臨場感もあり、楽しく語彙が増やせた。そしてそれを、ネイティブとの対話で使うようにすればさらに内在化してゆくのは当然である。

 

 

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単語や表現を、借り物ではなく自分の内面に根付かせるのに、これらの漫画英訳本は役に立つツールであることは間違いない。

 

漫画でも映画でもポッドキャストでも、辞書の例文や単語帳で覚えるよりもずっと英語が自分の中に入ってくる。英語の内在化= internalization というものだが、とりわけワクワクして楽しめる漫画は役に立つ。

 

ちなみに「デスノート」は実に会話、対話部分の情報量が物凄く多く、そのうえ様々なジャンルの単語熟語表現が出てくる。

 

この漫画自体が内容も濃く、プロットが複雑な物語ゆえ、出てくる単語も日常レベルに止まらず社会や世界のさまざまな事象が的となる。これを繰り返し読み、出てくる単語と表現を internalize すれば、相当語彙力が増すだろう。

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いくら頭で理解し、かつ鮮明に覚えていても、いざのときに咄嗟に自分の中から出てくる、あるいは相手の真意を汲み取れるのは、内在化された言葉だけだと思う。

 

振り返れば筆者自身の英語喉以降の、全ての英語との触れ合いやプラクティスの意味も、結局は英語の内在化を促すことにあった。

 

そしてまた、英語喉でやれば教科書を持たなくとも、「自分が自身の教師になれる」のだ。

 

すなわち、触れる英語全てが教科書になり得えて、そこからいくらでも展開できるダイナミックなアプローチ、それが英語喉なのである。

 

 

 

英語喉ラジオ「フロリダの黒人女子大生ティーシャに何を訊くねん!?」

 

アメリカ人女性ティーシャは当時、複数の語学を懸命に学ぶ大学生だった。彼女の棲むフロリダは、メキシコ湾と大西洋にサンドイッチされたアメリカきっての観光都市だ。マイアミビーチもあれば、あのウォルト・ディズニー ・ワールド・リゾートを含む多くのリゾート施設やケネディ宇宙センターもある。

 

旗画像

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〜英語ネイティブ交友録  Teasha (Florida, United States)〜

 

「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。

 

フロリダのティーシャとは言語交換サイトLang-8で知り合った。彼女が日本語のエントリーを公開しており、筆者が丁寧に添削をしてあげて、たいそう喜ばれたのがきっかけだ。

 

それ以来、直接スカイプでお互いの言語交換のプラクティスをするようになった。

 

彼女は当時すでに、しっかりした日本語の文章を書いていた。話す方はともかく、書く方では非常に優秀で添削のし甲斐のある「生徒」であり、同時に筆者の英語の「先生」でもあった。

 

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彼女は大学生であり、語学は日本語、韓国語、スペイン語を学んでいた。そして将来は翻訳の仕事に就きたいとの明確な意志を持ったいた。だから多くの言語を習得したいのだ。たしかに彼女の学ぶ様子は、真剣そのものだった。

 

また、ご多聞にもれずティーシャも日本の文化やサブカルが大好きだった。そんなティーシャとは二度ほどMASA RADIOのセッションを収録した。そのうち将来やりたい仕事を問いかけたりしている、2回目のセッションを紹介することにしよう。

 

真夏の昼間に屋外で録音したので、蝉の声が半端ない。(笑)

 

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 あれから8年経った現在、ティーシャは当然社会人だ。働いているのか結婚してハウスワイフになっているのか?

 

もし結婚していても、していなくとも、真面目に自分の道を歩んでいた彼女のことだから、きっと翻訳の仕事で活躍していることだろう。

 

いつか、彼女が英訳した日本の書籍に巡り合えることを期待している。

 

 

英語喉ラジオ「ダニエル&カジーとフロリダ東京大阪を繋ぐ3元中継」

 

旗画像

〜ネイティブ交友録  Daniel (Florida, United States)〜

 

英語喉仲間で先輩の、東京のカジーさんに紹介してもらったネイティブの一人、ダニエルを巻き込んで、フロリダ・東京・大阪の3箇所からスカイプセッションによって収録した回を紹介しよう。

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「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。

 

ふたりめのダニエルはフロリダに棲む日本文化好き

 

カジーさんにアメリカのフロリダ州に棲むダニエルを紹介してもらった時点で、筆者にはすでにダニエルという友人がいた。

 

彼とのMASA  RADIOはまだブログで紹介していないが、オーストラリア人であり、なんとMASA RADIOのテーマ曲を作曲・録音してくれた青年だ。音楽関係の仕事をしていた。

 

すべてのMASA RADIOで使用しているわけではないが、冒頭と最後に短いジャズっぽい曲が掛かることがあるだろう。あれが、オーストラリアのダニエルによる楽曲だ。

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アニメ好き外人ダニエルは珍しく攻殻機動隊に詳しくなかった

 

さて、フロリダのダニエルは日本好きで、ご多聞に漏れず日本のアニメ好きであった。

 

すわ、攻殻機動隊のファンだろうと思って、筆者が「草薙素子」が好きだと言うと、そこまでは詳しくなかったのが意外だった。

 

結構「素子」は外人受けしている。だからこそ、スカーレット・ヨハンソンを草薙素子役に起用したハリウッドの実写版にもなっ他のだろうと思う。

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収録では、その辺の肩透かし感も含めて、3人で和気藹々と語っている。番組終了8秒前に筆者が「我々の英語はどうだ?」と訊こうとして、慌てて「英語」が「日本語」と入れ替わって(笑)変な文脈になっているが、彼の答えからすればちゃんと意味は通じていたようだ。

 

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彼とは筆者がオフの日に、長時間に亘って言語交換をしながら語り合ったことが懐かしい。また機会があれば語り合いたいひとりである。

 

 

 

英語喉小説『 喉の旅』は英語喉著者上川一秋氏の「ブレない」言動の賜物

 

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小説『喉の旅』を執筆する中で、折に触れてカズさんこと上川一秋さんの過去のブログを、何度もなんども確認のため読み返したものだ。

 

そんなわけで、カズさんが過去に書かれた(筆者が英語喉を始める前の話も勿論含めて)、ほとんどすべてのエントリーの内容が頭に入っている。

 

それは、もともと英語喉をやり出してから面白くなってきた頃に、何かに憑かれるようにカズさんの書かれたものを再読、三読したからだ。

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その時はわからなかったが、それが後に小説『喉の旅』を書くために非常に役に立った。しかし、今更ながらではあるが、筆者が師匠と仰ぐ上川一秋氏の論旨の一貫性には感動する。

 

つまり、カズさんの2007年7月に書かれた英語喉著者としての最初のエントリーから数えて、膨大な量の文章を書き綴り続けている事それ自体も然ることながら、その斬新かつ論理的な説得力のある論旨が、首尾一貫ブレていない・・・・全くブレていないことに、理論派を「自称」する筆者などは感動を覚えてしまうのだ。

 

※絶賛発売中の『喉の旅 上』の冒頭部分が読める!

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もっと言えば彼が英語喉関連のブログを始める以前の、留学生支援のサイトや論文の文章にさえも、一貫して流れるブレない論旨がある。

 

無論細かい部分では、新しい情報や気づきがあった時に過去の発言を自ら「訂正」されていることはある。誰だってそうだろう。いや、訂正しない人も多い。

 

そういう訂正箇所は「アンチ英語喉くんたち」にとっては格好のいびり材料だろうが、実際は枝葉末節のことであり、むしろそういう部分も認め改める時は潔く謙虚に訂正されるところが素晴らしいと思う。

 

しかしながら、底流の論旨自体は微動だにせず、本当にブレない。風向きを見てころころ主張を変えるどこかの変節漢たちとは次元が違う。だからこそ筆者は彼を師と仰ぎ、尊敬するのである。

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また、師と仰いでいてもカズさんなどと呼べる庶民的な雰囲気もまた、彼の魅力なのである。オンラインレッスンを受けた方はここで言いたいことがわかると思う。

 

アンチ英語喉くんたちは、しばしばカズさんを「考え方が偏っている」とか「英語は決してネイティブっぽくない」とか言うのだけれど、決してそんなことはない。第一、理論的に破綻していたら、うるさ型の筆者がまず信頼していない。

 

アンチくんたちのクソつまらない論旨の方がよほど偏っているのは明白だ。英語喉実践者はどんどん自らの音声を公開する傾向が強いが、アンチくんたちの音声が公開された試しは一切ない。

 

また、筆者のネイティブ友人たちの誰に尋ねても、カズさんの英語はネイティブと変わらないと言っていた。アンチくん、何を根拠にネイティブっぽくないと言ったのだろうか?彼らのネイティブスピーカー感自体が歪んでいる証明だろう。

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歪んだアンチとブレない師匠。もし勝敗をつけるとした明らかだ。ま、微塵も価値のない輩との勝敗など塵芥ほどの意味もなく、どちらでもいいのだが。

 

ともあれ、歯に衣着せぬ言動ゆえに色々と言われたりする師匠ではあるが、筆者にとっては、今までもこれからも、かけがえのないメンターである。

 

そんなカズさんと、そしてこれまた偉大なる英語の秘密の発見者であり、メソッドとして体系立てる過程で重要な役割を果たしたのはカズさんの奥様、ジーナさんだ。

 

この素晴らしいコンビが世に出した不世出の英語学習書『英語喉 50のメソッド』の誕生にまつわる小説を、決して大袈裟ではなく後世に遺す役割を担えて、筆者も幸せ者だと思っている。

 

 

ビートルズ『アビイ・ロード』最大のヒット曲で英語喉3ビートを徹底解説!

 

ビートルズ画像

 

    Contents

 

ビートルズ最後期の世界的ヒットチューン『サムシング(Something)』はアルバム『アビイ・ロード』に収録されているジョージ・ハリスンによる名曲だ。ジョージにとっても最も評価された曲ではないだろうか。しばしば、レノン・マッカートニーの曲を差し置いて「ビートルズ楽曲中もっともメロディアスな曲」という表現で讃えられていた。

 

 以下のYoutubeクリップはSomethingの楽曲とともに、後期の彼ら四人のパートナーである女性が総出演している貴重な映像も観られる。

 

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マイケル・ジャクソンが最も好きだったビートルズナンバー

 

ジョージ・ハリスンは四人のメンバーの中でも地味で目立たない存在だったが、インド音楽に目覚め、電子楽器も意欲的に導入するようになった頃から才能が開花したようで、他にも『While My Guitar Gently Weeps』や『Here Comes the Sun』などの名曲を生み出している。

 

とりわけ『Something』は音楽家、アーティスト達からの評価も極めて高く、あのマイケル・ジャクソンに、一番好きなビートルズナンバーといわしめたほどである。

 

歌そのものやジョージの歌唱も素晴らしいが、演奏のアンサンブルも極上の出来であった。ポール・マッカートニーの歌うようなベースラインはそれ自体でもうっとりするほどであり、リンゴ・スターの緩急自在の洒落ていて個性的なドラミングも最高だ。

 

ギターのソロパートも非常にリリカルかつ、和声的に高度なフレージングなので、余談だが未だに「本当にジョージが弾いていのか?クラプトンではないのか?」と疑問を呈するファンも多い。

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スリービートの重要な要素が詰まった8小節

 

さて、このSomethingだが、最初の8小節の中に、シラブルのスリービートを認識するのに好都合な要素が詰まっている。これを使ってシラブル分割し、さらにシラブルの読み方の法則を実践的に解説してみよう。

 

Something 作詞 George Harrison

 

Something in the way she moves

Attracts me like no other lover

Something in the way she woos me

I don't want to leave her now

You know I believe and how

 

 

歌が入ってからの最初の8小節を題材に取り上げる。

 

何度か書いていることだが、シラブル分割において誤解を生まないように、前もって理解して頂くべきことがある。

 

英語のスペルは必ずしも法則的に正しい発音を表記しているものではないので、ここでは元のスペルに若干手を加えて、実際のニュアンスを極力伝えるための「独自の表記法」を使わせて頂くことになる。

 

スペルを基本はするが、読まない「e」を省いたり、著しく発音とのギャップがあるものは実際の発音に近いスペルに置き換え流場合もある。ac/cesならak/sesという具合にだ。

 

本当は英語喉で使用する「ネイティブ発音記号」であれば、完全にネイティブ発音の音声現象を表現できる。しかしこれの使用は、英語喉メソッドを学ばなければ誤解を生むだけなので、今の段階では使用を控える。

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Something8小節のシラブル要素を徹底分解

 

前置きは以上にして、シラブル分割はこうなる。

 

som/thing/gin/the/way/shey/moves

attracts/mey/lik/now/wother/lov/ver

som/thing/gin/thew/way/she/woos/mey

aiy/dont/want/(t)nol/leav/her/now

youn/now/aiy/bel/liev/vand/how

 

パート別に解説しよう。

som/thing/gin/the/way/shey/moves

something inのinは母音で始まるので、隣のG音を借りてきてginというシラブルを形成する。

sheのeは「ie」とよくよく表記されるパターンの音であり、この「イー」という音の後には喉発音であれば必ずY音が自然発生して、shieyとなり、シラブルの蓋をする。

 

at/tracts/mey/lik/now/woth/ther/lov/ver

attractsは「ア・ト・ラ・ク・ツ」の5シラブルではなく、実は2シラブルの単語だ。

その後の「me」は、前述のsheと同じくY音を発生させている。

 

som/thing/gin/thew/way/she/woos/mey

in the way のtheは、隣のwを引っ付けてシラブルになる。

 

aiy/dont/want/(t)nol/leav/her/now

 

ここはともすれば「アイドンウォナリーバナウ」みたいに聞こえるところだ。

Iの後にはY音が発生してIだけでシラブルになる。

want toはNTで舌を上顎裏に強く着けるので、TOの際にTよりもNの響きが勝ってしまうのでWANNA的な聞こえ方になる。

leave herはシラブルのつなぎ目がVの前半とHの後半になる。決してHを言わないのでも鳴らないのでもない。

口発音の人にはこのHの後半だけの音が認識できないだけだ。自分が喉発音でHを発したことがあれば、leav/verでなはくleav/herのようにちゃんと聞こえてくる。

 

youn/now/aiy/bel/liev/vand/how

youの後にはO音やU音の後に自然発生する微弱なスーパーソフトWが鳴るのだが、次のKNOWのN音が個性が強くてかき消され、シラブルはNの前半で蓋をされる、次のシラブルはNの後半から始まる。

Nの全体が鳴るのと一見同じではあるが、英語はシラブルごとに発話されるので、ここのNも前半と後半に分かれると認識すべきなのである。

 

※3ビートを体感するコラム

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シラブルの3ビートを体得すれば英語のスキルアップに

 

以上であるが、シラブルの読み方の基本形が入っているので、課題としては最高の8小節だ。

 

なおスリービートを理解する効用は聴き取りスキルが格段に向上することにある。

 

ひいては自分のスピーキングも改善し、また口発音では無理があるので自然と発音位置が喉に向かうので、結果英語喉の二大要素である「喉発音」と「スリービート」の両方を体得できるように鳴る。

 

その「英語喉メソッド」の基本はたったの主従2項目である。「喉発音」が主で「スリービート」が従だ。

 

CD付 英語喉 50のメソッドには、英語の音声現象「すべて」が書かれてある。ネイティブが発話する際に起こる様々な音声現象が、漏れることなく説明し尽くされているので、英語喉を実践する者が迷ったときに立ち返る原点である。

 

副読本として理解を助ける機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビートも、とっつきやすくてこちらから入る実践者もおり、この本だけで聴き取りが向上する体験者も、多数存在している。

 

喉発音は体得するまでの時間は個人差がかなりあるが、スリービートの理屈は、偏見を持たずに理解しようとすれば、たいていすぐに理解できるからだ。

※スリービート理解の参考に

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喉発音・3ビート・小説、好きな角度からアプローチ可能

   

先だって紹介したジョン・レノンの『Woman』を使ったシラブル理解のコラムも好評である。


今後もビートルズ等の親しみやすい楽曲をモチーフとした、英語喉プラクティスのコラムを積極的に執筆するつもりである。

 

 

筆者のビートルズKindle本

 

 

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英語喉ラジオ「海を隔てアメリカ人主婦ジェニファーとトークを楽しむ!」

 

ハドソン川を挟んでニューヨークと隣接するニュージャージーは喧騒と静寂が同居している。ジャージーショアにはビーチと閑静な街並みが連なっている一方、アトランティックシティではカジノもあって夜も賑わいでいる。またこの州には庭園も多く、メドウランズ地区には、実に265 種類を超える野鳥が生息している。

ニュージャージー旗画像

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ネイティブ交友録 Jennifer (New Jersey, United States) 

 

「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。

 

ニュージャージーに棲む、アメリカのごく普通の主婦であるジェニファーとは、本当によく話をした。もちろんほとんどがたわいもない日常会話であり、家族や趣味の話などだ。

 

彼女はとても明るく、よく喋る。主婦で子育て真っ最中ではあるけれども、趣味を楽しみ日本語を勉強しているポジティブな主婦なのだ。 

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日本のお母さんたちと同じで、息子が本を読まないと言っては嘆き、ゲームやYouTubeにハマっている12歳の息子に「一日せめて20分ぐらい本を読みなさい!」と言うといった話を聞くと、とても親近感を感じてしまう。

 

ただひとつ普通と違うのは、彼女が日本文化が好きで、日本語を一生懸命学ぼうとしているところだった。だからスカイプで、筆者を含めて英語を学ぼうとする日本人と言語交換トークをする日々なのだ。

 

英語喉をやれば、英語ネイティブとこんなにもくだけた感じで日常会話ができるという証拠として、紹介したいMASA RADIOがこれだ。

 

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お互いの子供のことを語っているが、ともすれば近所のおばちゃんと話しているような錯覚に陥るジェニファーとの対話だ。

 

英語喉に出会わなければ、まさか海を隔てたニュージャージー州のアメリカ人と、こんなたわもない日常会話ができるなど、ありえないとあらためて思う。

 

 

 

英語喉ラジオ特別編「バスルームより愛を込めて」イライザ&カジーと!

 

英語喉ラジオのトライアルの中で、この企画は非常に反響が良かった。筆者が深夜の浴室掃除の時間を利用して、浴室からスカイプでクループチャットをして録音するという企画である。なぜ浴室からなのかは、ラジオの中で白状している。ここには書けない。(笑)

  

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「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。

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このセッションに参加してくれたのは、関東からは当時の英語喉仲間であり先輩であるカジーさんだ。それともうひとり、R&B音楽の聖域たるモータウンゆかりのミシガン州からアフリカ系アメリカ人イライザだ。

 

もともとイライザはカジーさんに紹介されたネイティブだ。彼女とのセッションは他にもあるが、すでにこのブログで紹介したのは下記コラムである。

www.eigonodogutman.com

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さて、このセッションでは浴室の掃除を終えた筆者MASAが、スカイプで二人を呼び出して始めた。冒頭ではこの企画名『From the Bathroom with Love』についての説明を筆者がしている。

 

さらにカジーさんが突っ込んで聞いてくるので、ここでは書けないことも告白している。(笑)書いてもいいのだが、リスクが大きい。

 

それから、イライザの日本語学習に話を向けると・・・イライザの赤裸々な、聴き取りが苦手で口発音英語の日本人についての毒舌が展開される。いやぁ、生々しい発言であり、こちらが思う以上に口発音英語はヤバいというのがはっきり分かる内容だ。 

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カジーさんともども、喉発音で良かった・・・とホッとせざるを得ないイライザの発言であった。

 

彼女の名誉のために言うが、もちろん彼女は何らかの偏見で語っているのではなく、他の多くの英語ネイティブが感じていることを直裁に述べてくれただけなのだ。

 

少々表現が辛辣だったが。(笑)それぐらい、彼女はストレスを感じていたと言うことだ。

 

英語学習者の皆さん。聴き取りが苦手で口発音(並びにツービート)だと、ネイティブには大なり小なりイライザが語ったようなことを思われるので、ぜひとも、喉発音とスリービートで、彼らと対等にコミュニケーションと取られることを願ってやまない。

 

ラジオを聞けば我々3人が打ち解けあっていることは伝わると思う。そのセッションはこれだ。

  

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なにぶん5分という縛りがあるアプリだったので、唐突に終わってしまうが、聴く方もあまり長いよりも集中して聞いて頂けるのではないかと良い方に解釈している。

 

筆者とカジーさんとのセッションは他にも色々ある。イライザともまだあるので、また折に触れて紹介するつもりだ。